指揮・合奏指導:田中 亮(Ryo Tanaka)
14歳から指揮の勉強を始め、国立音楽大学にて音楽学、作曲、雅楽演奏等を学んで中退したのち、日本工学院ミュージックカレッジにて作曲、シンセサイザープログラミング、レコーディング技術等を学ぶ。
歌劇「魔笛」、「マタイ受難曲」等の公演を指揮したのち、近年はゲーム音楽演奏の分野で精力的に活動しており、これまでに数多くのゲーム音楽演奏楽団やゲーム音楽フェス等で指揮。ゲーム音楽作曲家の光田康典氏、坂本英城氏、岩垂徳行氏、なるけみちこ氏のオーケストラ作品の国内初演、世界初演を手掛けたほか、2016年1月には、ゲームの祭典「ニコニコ闘会議」ゲーム音楽ステージにおける「光田康典×コスモスカイオーケストラ スペシャルステージ!!」にて、作曲者・光田康典氏との共演による「クロノ・トリガー」「クロノ・クロス」を指揮して好評を得た。
吹奏楽の分野では、1992年に学生指揮者として出場した東海吹奏楽コンクール高校の部にて金賞を受賞、2014年以降は吹奏楽によるシンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会にて金賞、グランプリ/準グランプリを連続受賞するなど、クラシック音楽のみならず、ジャズ、ラテン、ロック、ポップス、ゲーム音楽、TV・映画音楽など、あらゆるジャンルの音楽演奏とエンターテインメントを追求して活動している。
このほか、小学校への訪問演奏での指揮、Fm yokohamaの若者向けトーク番組「Startline」出演など、音楽を通じた青少年の健全育成・啓発活動も行う。
現在、首都圏を中心に各市民楽団や学校吹奏楽部等で合奏指導にあたっており、本名よりも「おにく先生」の愛称で呼ばれることが多い。コンサート指揮のほか、司会進行、ステージパフォーマンスなど、楽しいコンサート作りのためなら各楽団幹部に言われるがままになんでもやる。また、パラパラブームの頃の2001年にはavex社主催の全日本パラパラ選手権にも出場しており、東京都地区大会で優勝、全国大会で審査員特別賞受賞という異色の経歴もある。
現在、公益社団法人 日本吹奏楽指導者協会会員、一般社団法人 吹奏楽教育協会会員、日本工学院ミュージックカレッジ(八王子キャンパス)講師、Winds Meeting 029 常任指揮者、Linking Philharmony 常任指揮者、鶴見大学附属中学校・高等学校吹奏楽部、世田谷区立玉川中学校吹奏楽部、八王子市立元八王子中学校吹奏楽部の各校部活動指導員ほか。Studio 029 代表。