■合唱祭の指揮者になっちゃった!どうしよう!
中学校や高等学校の合唱祭シーズンになると、各クラスで指揮者やピアノ伴奏者が決まります。
さあ、クラスのみんなをひっぱる指揮者として合唱祭に挑戦することになったあなた、ほとんどの方が初めての指揮経験になるのではないでしょうか?
「指揮者って、何をすればいいの?」
「指揮の図形を正しく描くコツはあるの?」
「合唱のことも指揮のこと、実はよくわかっていないかも……」
「指揮者って、指揮以外にもやることがあるってほんと?」
わからないことだらけの「合唱祭の指揮者」、指揮者としての入門や、クラスの練習でやるべきことなど、Studio 029 ではあなたにまとめてレクチャーいたします!
■「指揮法」と「指導法」
クラスみんなで一生懸命取り組む合唱祭、やるからには「このクラスでやってよかった!」「楽しかった!」「目標の賞が獲れた!」など、終わったときの充実感をみんなで味わいたいですよね。
合唱の指揮は、単に「歌い始めの合図」「音楽のテンポをキープ」「歌の終わりの合図」だけをやっているわけではありません。
「合図」や「テンポのキープ」は、指揮のほんの一面に過ぎません。実際には、「このクラスで歌う『○○○○』(曲名)は、こういう音楽にするんだ!」とか、「この部分は男声のパートを強調したほうがかっこいい」「ゆっくりした部分は全員でささやくように歌いたい」「最後は体育館全体を包み込むような歌声で!」など、この歌をこのクラスでしかできないものに作っていくということが、指揮者の大きな仕事なのです。
そのために、指揮者のあなたに必要な技術は、実際の指揮の動きに関する「指揮法」と、クラスのみんなの歌声をまとめていく「指導法」の2つです。
■正しい図形を描き、適格な合図を出す「指揮法」
音楽の教科書などで、指揮の図形を見たことがあると思います。
4拍子の形、3拍子の形……。でも、あの図形以外にも、指揮者が動かす指揮にはいろいろな形やコツがあります。
実際に合唱祭で歌う曲に合わせて、あなたにぴったりの「指揮のやり方」をわかりやすく教えます!
■クラスの心をひとつに!音楽をまとめる「指導法」
実際に合唱祭で歌う曲に合わせて、まずは「どういう音楽にしたい?」という作戦会議から始めましょう。
勇ましい曲、悲しい曲、楽しい曲……いろんなタイプの歌がありますね。その「だいたいのイメージ」から始めて、「いちばん最初の部分の歌い方ってどうする?」「盛り上がってきたときの歌声はどこを強調する?」「歌詞の意味から考えて、ここの歌い方は……」など、だんだん細かい箇所の表現の作戦も一緒に決めていきましょう。
このコーナーのイラストにある「コンフォーコ(con fuoco)」とは、音楽用語(イタリア語)で「炎のように」という意味です。合唱の楽譜にも、このような音楽用語で歌の表現のヒントが書かれています。楽譜に「コンフォーコ」と書かれていたとき、その炎を表現するためにどうやって歌ったらいいの……?ということも、一緒に考えていきます。
そして、その「表現の作戦」を実行に移すとき、つまりクラスのみんなに「こういう音楽にしよう」と伝えるときにも、コツがあります。
そのコツについて、これまでの指揮経験から得られたことを若い指揮者のみなさんにも惜しみなくお伝えするのが、Studio 029 のレッスンです!
このレッスンで得られた作戦やコツを、クラスでどーんと発揮してください!
■レッスン形式
個人レッスン形式で、1レッスン60分~90分程度で行えます。
レッスン内容は、以下のようなものです。
(指揮者の生徒さんに応じて臨機応変に対応します)
- 指揮者としての基本(役割、考え方)
- 基本の指揮の振り方
- 実際の合唱曲に合わせた指揮の振り方
- クラスで練習する際の表現の検討
- クラスの練習の進め方
- その他、疑問・お悩み解消
このほか、クラスのピアノ伴奏者の生徒さんと一緒にレッスンに参加するのも効果が大きいかと思います。
ピアノ伴奏者の生徒さんも、指揮者の目指す音楽をより深く理解して伴奏できるようになり、ドラマチックな伴奏ができるようになります。
■レッスン結果実績
- 合唱祭金賞・優秀賞受賞
- 指揮者賞受賞 等
■レッスン会場・料金
当方は神奈川県相模原市在住ですが、神奈川県・東京都を中心に、首都圏(埼玉県、千葉県等)への移動が可能です。それ以外の地域については、個別にご相談ください。
神奈川県相模原市(小田急線「相模大野駅」近く)でのレッスンの場合は、当方で会場予約をいたします。
生徒さんのお宅、もしくはお近くのレンタルスタジオや公共施設等でもレッスン可能です。